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インターネット会報2006年2月号
 

【「手向」資料のご感想】

 1月号にて「手向資料」のお知らせをしましたところ用意しました枚数を越えるお申し込みをいただきました。ありがとうございました。
とりあえず、これにて「手向資料(DVD)」のお申し込みを打ち切らせていただきます。よろしくご周知下さいませ。
 
 さて、「手向資料」をご覧くださった方より思いの外たくさんのご感想をいただきました。今回はその一部を紹介したいと思います。
 
(O氏より)
 都山流の小生にとっては琴古の楽譜と先生の解説をしながらの演奏、非常に勉強になります。話しながらの演奏はとくに難しいと聞いており、感服いたします。
 
(S氏より)
 早速DVDを送付していただき、ありがとうございました。
貴志氏は、以前のCD等に比べ迫力のある音がでるようになりました。驚きました。
失礼な表現になりましたらお詫び申し上げますが、でも尺八の音が全然以前と違うと感じました。
(この急な上達)を目の当たりにし、長く尺八を習ったからといって巧くなるものではないと分かり出しました。 (私には)情熱と工夫、どちらも足りませんでした。ゆっくり精進いたします。ご指導、よろしくお願いいたします。
 
[貴志]
 ご丁寧なお手紙、ありがとうございました。
この「手向資料(DVD)」の前にいろいろと5種類以上CD等を配布して参りました。
お手紙にもありますように、竹は変わっていませんが音色が随分違います。実は私自身の実力はさほど変わっていないのですが、竹の内径を変えてもらったのがその理由だと思います。
以前の内径もわたくしにとっては良いもので、乙ロなどはビュービュー出ることはないのですが、音色が独特で気に入っていました。良く響く竹ではないのですが、何か硬い音色の中に幽玄味があったように思います。
 去年の秋(2005年)ある音楽の専門家から「楽器はそれ自体がよく響かなければなりません」との指摘があり、またこの竹の製作者自身も「私の作った竹ですが、もっとビュービュー乙ロも鳴る作りにできる」と仰いました。
悩んだ末、良く鳴る竹であっても、良く鳴っている中でもいい音色を追求できるのではないかと考え思い切って竹の内径を変えてもらいました。
当然、吹き方はさほど変わっていないのですが、とにかく乙ロから甲音までよく鳴ります。
今回のDVDではその内径の変わった後の録音ですので「迫力のある音」が出ているのだと思います。 今は、その響きの中に自分独特の音色を追求していきたいと思っています。
 
(O氏より)
「手向」資料を送付していただきありがとうございます。k氏のように吹けませんが、氏が吹かれている姿、頭部の振り方、指の使い方等々繰り返しDVDを見て参考にしております。DVD中の音は朗々と鳴り響いています。早く私もそのように鳴らしたいものです。
 さて、DVDで見ますと尺八の管尻がラッパ状に開いているようです。私の尺八もラッパ状にしたいと思いますが管尻を広げると音程が変わりはしないかと心配です。大丈夫なのでしょうか。できれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
これからもk氏を師と仰ぎ尺八に精を出します。どうかこれからもご指導の程よろしくお願いします。DVDありがとうございました。
 
【回答】
 まず、私も音に関しては、まだまだ修行の途上ですので完成された音を出される 故山口五郎師等の演奏を参考にしていって下さい。
さて、管尻の件につきましてお答えします。
端的に言えば、管尻を広げれば基本音のロ(ろ)音程が上がります。  すると、 それがツ、レ、チ、り等に影響します。
私の竹は、基本音が少し低かったので製作者の製管師さんにたのんで音程を上げてもらったのです。音色はさほど変わりませんし、吹き易さも変わりません。この点、誤解のないようにしてください。
そして、くれぐれも気を付けなければならないのは、竹は素人が勝手にいじってはいけないということです。音程を上げる目的で管尻を広げるのでしたら製管師さんのところへ持っていって直してもらってください。
尺八は、吹けば吹くほど次から次へと課題がでてきます。 時にはそれが辛く思うときもありますが、お互い頑張っていきましょう。
ご来阪の折りはお立ち寄り下さい。
 

【連絡】
 2006年2月の「尺八の相談日」は2月5日(日)、場所は大阪府泉南市です。 ご希望の際は、「吹き方希望」と明記の上ハガキをお送り下さい。折り返し詳細をご連絡いたします。