会報 No.44

会員からのお便り紹介特集 



 お便り紹介特集

 いつもは事務局の方でわかる範囲でご質問にお答えしておりますが、有り難いことにその質問に対してのご回答・アドバイスを頂くことも多々あります。
 今回も広く会員皆様方のお知恵を借りるという意味で、お便りの掲載をさせて頂きます。頂きましたお便り全て掲載することも出来ませんので、似たようなご意見、ご質問を取捨選択してご紹介いたします。
掲載文に対してのいろんなご意見、ご回答をお待ちいたしております。
 事務局の方でも後日アドバイスできることがございましたら会報に掲載させて頂きます。
 尚、事務局の方でも尺八全てに通じているわけではございませんのでその点ご了承下さい。(たとえば、民謡尺八はほとんど経験がないという具合です。)

(中島 謙造氏より)
 歌謡曲などのカラオケで歌の部分を尺八で吹く場合のコツがあれば教えて下さい。

(H氏より)速い連続音が以前より出来なくなってしまいました。特に左手人差し指の動きが鈍くなったようです。訓練する方法をお教え頂きたく思います。

(佐々木 敏幸氏より)
 紹介頂いた中公新書「楽器の音色を探る」は絶版となっており入手できませんでした。
 また、吉川 茂先生の 日経サイエンス1998年5月号「尺八の音はなぜ出にくい」「ピアノの音色はタッチで変わるか」の2冊は購入しました。

●「尺八の音はなぜ出にくい」は私は未見です。是非読んでみたいものです。(貴志 清一)

(藤田 泰宏氏より)
 カセットレコーダーの記事はよかったです。
 吹奏に関しては、プロ並の音量を出すポイントが知りたいです。

(富樫 氏より)
 会報64号の「義歯」の記事は参考になりました。私も上前歯は義歯です。

(神田 氏より)
 義歯のメディアンスペース法の治療により確実に尺八が吹きやすくなり、充実した音になり、強弱が楽に吹けるようになりました。
 これは前歯のすき間より呼気が直接口腔前庭へ送り出されるからだと思います。
 先ずは、御礼申し上げます。

(尾崎 氏より)
 68号の村岡氏の講習会に関する記事が特に参考になりました。音のバリエーションは常に考えておきたいと思いました。
 63、4号の義歯と吹奏の記事は吹くということが微妙なメカニズムの上に成り立っていることを改めて認識させられました。

(S氏より)
 突然お手紙を差し上げる失礼をお許し下さい。貴会発行の会報63号を拝見いたしましたところ、何十年来心にかかっていたことが氷解いたしましたので、嬉しさのあまり御礼を申し上げさせて下さい。
 小生尺八愛好のもので、15才の頃より尺八にとりつかれていました所、20才頃に「前歯にすき間がある者は尺八に向いていない」と言われ、それ以来師匠にもつかず今日まで参りました。
 この年(73才)になるまで、心の片隅に引っかかっていましたが、「メディアンスペース」のお話があり、やっと気持ちが晴れました。
 伺うところによるとある名人の方でも、その日の体調によって義歯を選んでいるとのことでした。
 小生はまだまだ自前の歯ですので、気持ちを楽にして尺八を楽しんでいこうと思います。
 今後とも尺八ご精進のこと、お祈りいたし、御礼といたします。
貴志 清一様 御侍史

●お便り有り難うございました。「メディアンスペース法」の記事がお役に立てて嬉しく存じます。
 文面を拝見させて頂きまして深く考えさせられました。
 前歯にすき間のある方が、もしかしたら尺八により向いているかもしれません。
根拠のない「尺八に向いていない」の一言で尺八を習わないようになったことの損失は勿論ですが、なぜその時「向いていないから努力をするように」言ってもらえなかったのでしょうか。残念です。
 私も前歯が乱杭歯で人よりは吹奏に支障を来たしております。その分いろいろと工夫をして参りました。幸い「君は乱杭歯だから尺八に向いていない」と言われなかったので続けて参りましたが、もしその時、誰かにそう言われていればやはり尺八をやめていたかも知れません。
 人生の中でたった一言が大きな意味をもつこともあることを再認識しました。
 これからも楽しんで尺八を吹いていかれることを願っております。

(堀 氏より)
 会報63、4号で歯は削るなという話がありましたが、よく気をつけていきたいと思います。
 歯の他にも「胃を切るな」という話も聞いたことがあります。胃についての経験談も聞けるとよいなと思ったりしています。

●本会にも外科の先生、内科の先生が会員となっておられます。何かアドバイスがあれば幸いです。(事務局)

(船岡 氏より)
 「義歯のメディアンスペース法」「総入れ歯でも楽器は吹ける」はよかったです。
 吹奏法・楽器の善し悪し以外に尺八のならない原因がこんな所にもあるのかと興味深く読ませて頂きました。
 さて先月「琴古流尺八吹奏の実際」のビデオを送っていただき有り難うございました。その中で、最後に出てきたムラ息の吹奏方法がまだうまく出来ません。
 息の強さなど、どのようにコントロールしたらうまく出せるか悩んでいます。


(藤井 氏より)
 会報65号、中島謙造氏の「人前であがらないために」について、もっと詳しく会報にのせて頂きたいです。
 また、海童道曲を吹くために必要なロの大メリの吹き方で悩んでおります。

●中島様へ 
  「人前であがらないために」の詳しい内容をお知らせ下さいますようお願いいたします。(事務局)

(青戸 氏より)
 村岡先生には、まだ四谷付近のマンションにおられた頃お尋ねしたことがありました。演奏会でも腹式呼吸の練習の仕方を教えておられました。なつかしく思い出しました。
 私、八寸管の曲を二尺管で稽古して、稽古日に八寸で吹奏すると指使いも息づかいも、とても楽にでるので実行しています。

(永井 氏より)
 新しく挑戦しています7孔尺八にかなり慣れてきました。新曲は7孔で吹くのが、「ハ」や「ツ」が律も音量も安定しているので吹きやすくなりました。

(福加 氏より)
 現在、五線譜で主に現代曲をギター・ドラム・ベース等の奏者と一緒に練習しております。私としては基礎的な事柄、例えば「音色」と言われる問題と取り組むのに会報の記事はたいへん有益な指針を与えていただけます。

(田村 氏より)
新曲を合奏すると七孔の人が多く、小生も七孔尺八を1本購入しようか、または五孔尺八に2ツ孔を開けて地歌等で不必要なときセロテープで孔を塞ぐなどで対応しようか考えております。その場合、音程・運指上不都合はないでしょうか。

(渡部 文隆氏より)
 「唾液で悩んでいる」ことに対するいろんなアドバイス、有り難うございました。
 さて、八寸管についてはそこそこの音がでるのですが、友人から長管を借りて吹いても音が出なく悩んでいます。
 唇そのものには、差ほど問題はないと思っているのですが、単なる慣れなのかやはり、唇に気づかない決定的欠点があるのか悩んでいます。
 現在、木管を使って(2尺2寸)音出しの練習をしています。

●お近くですと、私の使用している確実に音の出るいい製管の2尺4寸(一城銘)を実際に吹いてもらえるのですが、残念です。しかし、言えることは、いい製管の長管は8寸管を十分鳴らせる奏者なら少し慣れれば確実に吹けるということです。
(貴志 清一)

(藤田 博丈氏より)
 明暗流40世普庵芳村宗心先生が村岡実氏との対話で、律があっていない尺八について
「・・・吹くときは自分で調律しながら吹いており、それが習慣になっているので、むしろ完全に調律してある笛は自分で音をつくれんのでおもしろうないんじゃ・・」
と語っているところがあります。
 製管の善し悪しとは少しずれるかも知れませんが、調律に関しては、本来奏者自身が音を作る者だと言うことを改めて認識しました。
 しかし、実際問題として、吹きにくい尺八を使っているとかなりも感じます。この辺の兼ね合いが難しいと思います。
 ところで、吹奏に関してですが、レとリのムラ息がうまくゆきません。ロの場合はうまくポイントに当たる感じなのですがレやリになるとどこにも当たらずスカスカになってしまいます。どうすれば密な音が出せるのでしょうか。
 


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