
| JARL奈良県支部 ハムの集い(支部大会) 支部長挨拶 | |
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JARL奈良県支部長 JH3KCW 吉川 寛 【はじめに】本日は、「JARL奈良県支部ハムの集い」(支部大会)に、ご参加を頂きましてありがとうございます。 奈良県支部長に就任させていただきまして2期4年が過ぎようとしています。支部役員として昭和52年以来29年間、微力ながら支部運営に携わってまいりました。 今後も奈良県支部とアマチュア無線発展のため、精一杯の努力をして参りたいと思っています。 【ホームページ・メーリングリスト】 JARL組織を足下から支えているのは紛れもなく支部組織であり、登録クラブや会員のみなさまです。支部活動なしではアマチュア無線の発展はありえません。奈良県支部の情報は、ホームページとメーリングリストを最大限に活用して積極的に公開しています。支部ホームページ「JARL NARA Web」も開設して6年になりました。 JNの季刊発行による情報の遅延もあり、さらに重要な情報伝達の手段となってきました。支部の行事案内や活動報告を中心に様々な資料や情報をお届けできるように努力しています。 毎月約600件のペースで、すでに4万件を超えるアクセスをいただいております。JARLニュースより早く、内容も詳しく、お届け致しておりますので、是非、定期的にご覧頂きますようお願い申し上げます。さらに支部ML24@jarl.comに登録頂ますと、HPの更新時などにご案内を差し上げていますので登録をお願いします。本日の配布資料の内容も、本日帰りましてから、ホームページで公開したいと思っています。今後とも、ご意見やご要望等がございましたら、私宛ご連絡下さい。 【各種奈良県支部会員データ】 JARL奈良県支部会員の各種統計は、配布資料の16ページから22ページに渡って掲載致しております。じっくりとご覧になって頂きたいと思います。これらのデータには、いろいろと考えさせられる事が沢山あります。支部の会員の内、正員の方は800名を割ってしましました。 昨年も同様の統計を配布させて頂きましたが、昨年度と異なる点は、16ページの郡市別の会員数で、「宇陀市」の誕生で、「宇陀郡」の会員が、たったの1名になってしましました。1名は、御杖村の方ですので曽爾村の会員数はゼロです。移動運用をされるなら曽爾村かなと思います。また、奈良市と五條市のエリア拡大により、山辺郡山添村が1郡1村になり会員数は5名です。 ただ一つアップしているデータがあります。17ページに掲載していますがJARLの組織率です。アマチュア無線局免許局数に対してJARL会員の割合が増加しています。これは、アマチュア無線局数の減少がJARL会員数の減少より多いと言うことですが、それだけに、アマチュア無線を本当の趣味とする方が残ってきているということになります。 他の資料につきましては、昨年までにいろいろとお話をいたしましたので省略させていただきますが、各自でごらん頂きまして、ローカルラグチュー等での話のネタにでもお使いいただき、明日のアマチュア無線を考える資料にでもお使いいただけたらと思います。 【支部長連絡会】 先日、東京で支部長連絡会がありまして初めて出席をしてきました。その報告は支部HPに掲載していますのでご覧いただけたらと思います。 【公益法人制度改革】 その中で、JARL会員数は平成6年の19万人台をピークに減り続け、現在では8万人台になっていますが、最近減少が下げ止まりの傾向にあるとの報告がありました。しかしながら今度はJARL存続の危機で法人格が危ないとの報告も併せてありました。 JARLなどの社団法人や他の財団法人などの「公益法人制度」の見直しが平成14年に閣議決定され、関連法案が今通常国会へ上程される見込みです。法律が施行されれば平成20年に、全ての法人がいったん「特例民法法人」とされ、その後5年以内に公益性のある団体であると認められなければ解散をしなければならない。その基準の一つとして「新法で規定する公益事業を行っていること」、「公益事業の支出が総支出額の2分の1以上であること」などの条件が必要となります。JARLが公益性のある法人としての認定を受けるためには、「公益性のある事業」を数多く実施していることを証明しなければなりません。 支部の活動は正にボランティア活動がほとんどで金銭支出を伴わないことから、支部におけるボランティア活動としてご協力をいただいた役員や協力者のコールサイン等の記録を残してほしい旨の依頼を受けています。今後も引き続き、是非、支部事業のお世話をして頂く方をはじめ会員皆さまの積極的なご参加をよろしくお願い致します。 【青少年育成】 支部としては、この件に関わらず以前から地域社会に貢献する必要性を感じ事業に取り組んでまいりました。私たちは免許を持ち「公共の電波」を使用して楽しんでいるわけですが、アマチュア無線のあるべき姿として個人的な趣味に終わらず、地域社会に貢献し認知されていることが重要だと考えています。具体的には、科学を愛する青少年の育成と、特技を生かした地域防災に関する非常通信網確保の2点です。 青少年育成では、4年前から「青少年のための科学の祭典」にブース参加して、JA3RLの公開運用や、おもしろアンテナ実験、簡単な回路の製作実習、D−STARによるアマチュアのデジタル通信やインターネット接続公開運用、ARISSプロジェクトの紹介などアマチュア無線の紹介と科学のおもしろさを伝える活動を続けています。 以前、この支部大会で行いました、JA3GWE中井さんの「電子部品でメカ虫」作りも、いまや「関西アマチュア無線フェスティバル」いわゆる「関ハム」で、親子で製作を楽しんで頂いております。今年も、開催を予定していますのでご参加とPRをお願いします。 【公開実験&アンテナ製作実習】 本日の講演会「公開実験&アンテナ製作実習」もこのような観点から計画をいたしました。製作実習では、各自で実験も行っていただき、できあがった実験用アンテナはお持ち帰りいただけます。実験用アンテナを使った実験を、是非、特技(アマチュア無線の免許がないと大学教授でも自由に電波を出せません。)を生かして地域で披露いただき、科学好きな青少年育成活動等にご協力下さい。必ず「へぇ〜」と脚光を浴びることでしょう。実験の際は必ず無線従事者免許証を提示してアマチュア無線のPRもお忘れなく。 【学校クラブ】 また、本年度から「奈良育英高校」にも「学校クラブ」として登録いただき、FOXハンティング大会をはじめ、共に青少年の育成を積極的に取り組んでいます。 さらに、支部の活性化と青少年の育成を積極的にすすめていくために、他の学校にも容易に登録いただくため、JARLに対しても学校クラブの登録クラブ規定の緩和を要望しました。 現在の学校クラブの規定は、過去にどこの学校(特に高校)にもアマチュア無線クラブがあった時代とは異なり、現状では、10名以上で1/3以上の正員が必要の規定に合致する学校はない。支部長の判断で、指導者の先生ひとりでも良いから学校クラブとして支部の会議にも参加をし青少年の育成に貢献できる態勢にしたい。ぜひ地域クラブ並の規定に変更していただきたいと要望しました。 結果、先週開催されたJARL理事会において諮られ、「学校クラブ」の構成員数に関しては、「地域クラブ」同様に、支部の実情にあわせて決められるように緩和することとし、代表者と連絡者がJARL会員であれば登録できるようにする方向でまとめていくこととしました。と言うことですので、是非みなさまの卒業された学校やお近くの学校でそういった学校があればお話しいただき登録を進めていただきたいと思います。 また、登録クラブの種別の名称については、現在、1)地域クラブ、2)学校クラブ、3)職域クラブ、4)特殊クラブの4種類の名称を用いていますが、特殊クラブの種別名については、クラブの活動が専門分野によるところが大きいため、「専門クラブ」に改称する方向でまとめていくこととしました。 社会貢献に関する活動内容についての会員皆様の良いアイデアがございましたら是非お聞かせ下さい。 【支部予算】 支部予算削減の中、ボランティア精神で事業に取り組んでまいりました。 本年度の連盟予算は、6億9700万円で、そのうち奈良県支部予算は26万円でした。なんと連盟予算が1万円とすると奈良県支部はそのうち4円の計算になります。JARL中央から見ますと地方支部末端を軽視されているようにも思えます。4年前に廃止になった支部長選挙が今年になって急に復活したりと一貫性がないのも事実です。その結果、なんと16もの支部の支部長の立候補者がなかったのは、JARL全体からみれば非常に残念なことです。奈良県では、支部役員をはじめ、皆様方のボランティア精神に支えられて支部運営を行っています。 【おわりに】 お話ししたいことは、あれもこれもと、まだまだ沢山ございますが、この辺で終わらせて頂きます。 今後とも支部活動のさらなる推進につきまして、支部役員ならびに各登録クラブをはじめ県内会員各局のなお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 なお、本日は来賓と致しまして、JARL理事で関西地方本部長のJA3HXJ長谷川さまは兵庫県から、JARL監事のJH3GAH後藤さまは、和歌山県の高野山より、早朝よりJARL奈良県支部ハムの集いに、ご臨席を賜りまして厚く御礼申し上げます。
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